公演リポート vol.28 Ukulele Orchestra of Japan Report
UKULELE ORCHESTRA OF JAPAN
CONCERT VOL.7
7回目となる「ウクレレ・オーケストラ・オブ・ジャパン」の自主コンサートを開催しました。会場はほぼ満席、今回は37本のウクレレで恋のトキメキや心のキラメキをリズムにのってお送りしました。
「ウクレレ・オーケストラ・オブ・ジャパン コンサートvol.7」 恋はリズムにのって
3月11日(土)ウクレレオーケストラ7回目のコンサートが無事終わりました。
たくさんのお客様にたくさんの温かい拍手をいただきました、ありがとうございました。
私自身、前回のコンサートまでは客席で拍手を送っていたキヨシファン&オケファンの一人でした。
その私がオーケストラのメンバーとして演奏することが信じられない気持ちでした。
しかも団員としての初めての演奏がコンサートという大舞台、緊張しないわけがありません。
朝早くから会場で準備をし、緊張の中でのリハーサル、お客様をお迎えし、
第二部が始まる頃には心臓が爆発するのではというほど緊張していました。
いよいよ本番、
幕の向こうで照明が消え、いよいよ始まるという時に先生が”あっ”と言って楽屋に戻られてしまい、
みんなざわざわ、”先生いないけど始めちゃう?”というメンバーの冗談に緊張感がふっと緩み、ほんの少しだけ落ち着いた気持ちで最初の曲を演奏することができました。
演奏に合わせての演出では、私は花びら担当
花びらを使うのは本番が初めて、ちゃんと綺麗に花びらが舞ってくれるか心配、
それよりもっと心配なのはマイクのついたウクレレを置くときに変な音を出してしまったらこの大変と
ドキドキでした。
花びらも綺麗に舞い、よしっと思って演奏に戻ろうとウクレレを構えると譜面が花びらで覆いつくされ、きゃーという心の叫びが、声には出ないまでも、顔にはしっかり出てしまったのではと思います。
コンサートのテーマが”恋はリズムにのって”、
リズムに乗って楽しく演奏という心の余裕がなかった新人メンバーでしたが、
恋をした時のような心臓バクバク感を人一倍味わうことができました。
人前で演奏するのではなく、誰かに演奏を聴いていただく、誰かのために演奏する
ただ一緒に弾くではなく、みんなで作りあげる、そんなことを強く感じた一日でした。
まだまだ未熟な私ですが、ウクレレオーケストラの奏でるハーモニーの一部になれたことを嬉しく思い、これからもウクレレと仲間とUOJを愛していきます。
UOJ団員リポーター 4th ひろこ