11月にクリスマス会…

“クリスマス会リポート”でも少し触れましたが、いつもは年末に開催している
“UOJのクリスマス会”を、今年は11月に開催しました。

それは…

長年会場としてお世話になって来たライブハウス[Blue Drag]が11月下旬で閉店すると聞き、
“最後にもう一度ブルドラで演奏したい”と言う、ＵＯＪ全員の熱い思いからの決定でした。

高田馬場のビルの地下へ続く螺旋階段を下り、ドアを開けると…
マスターの優しい笑顔と、正面のステージが出迎えてくれるBlue Drag
そこは日常とかけ離れ、こんな私達でさえも[演奏者]として受け入れてくれる独特の空間でした。

UOJ発足当初から、発表会…クリスマス会…事ある毎にお世話になり
ステージに上がりマイクを前にした時の指の震えも足の震えも
うるさいくらいの心臓のドキドキも
私達はここで何度も何度も経験させてもらい、乗り越える力をつけさせてもらいました。
演奏者としてのマナーも心構えも…１つ１つ、自然にゆっくりと身に付けさせてもらいました。

“家ではちゃんと弾けてたのに…”と言う悔しい思いも、
気持ち良くリズムに乗れた嬉しさも
マスターの笑顔がしっかり包み込み、同じ気持ちでいつも見守ってくれていました。

こんな大切な[Blue Drag]が、なくなってしまうなんて…
[Blue Drag]での時間は、これからもずっと続くものと思っていた私達は
突然の閉店のお知らせを、簡単には信じる事が出来ませんでした。
が、これはどうなるものでもありません。
私達に出来る事は、ブルドラに育てていただいた経験を大切に生かして
これからも頑張って行く事だと思います。

この日、私達は１つの新曲を用意しました。
クリスマス会の最後に、キヨシ先生と一緒に全員で演奏したとっておきは
Django Reinhardtがお好きなマスターを思いながら練習し、
精いっぱいの感謝の気持ちを込めて演奏させてもらいました。
マスター、気付いていただけましたか？

お店がなくなっても、私達のウクレレの思い出の中のブルドラは永遠に輝いています。
ありがとう[Blue Drag]、さようなら[Blue Drag]、大好きでした。(ノД`)・゜・。

ＵＯＪ団員リポーター　4th麻里鈴