練習会風景 vol.22 Ukulele Orchestra of Japan Report
●2012年3月24日(土) 第2回UOJ発表会in BlueDrag●
3月は通常の練習会のほかに、UOJ団員内の発表会がありました。
2回目となる発表会は今回も少人数編成チーム、パートごと、ソロ、自由演奏とプログラムは盛りだくさん。
自分が発表するのは非常に緊張しますが、ほかのメンバーの演奏をじっくりと聴く機会は案外少ないので楽しみでもあります。
まずはキヨシ先生によるミズタマリの演奏に続き、少人数編成チームの演奏から発表会はスタートしました。
1st、2nd、3rd、4thの4パートから一人ずつ、4名でUOJレパートリーの中から2曲演奏します。
私は人数の関係上5名のチーム編成で「シチリアーナ」他1曲を演奏しました。
「シチリアーナ」はUOJ初期からのレパートリーで、個人的には手に汗をかきながら息を殺して指揮を見る緊張感がたまらない曲です。
発表会の数日前にチームで2時間1本勝負の集中自主練習をしましたが、この練習が功を奏したのか本番もよくまとまって演奏をすることができ重責を果たした気分でした。
他のチームもそれぞれの個性が出ていておなじみのレパートリーもちょっと違って感じられ、弾く人の個性が音にもでるのだなぁと改めて思いました。
次はパートごとの演奏です。
UOJレパートリーの中から1曲、途中に2名のアドリブソロを加えて演奏しました。
この日のために試行錯誤したであろうアドリブソロはどれも聞き応えのある演奏でした。
少人数編成、パートごとの発表が終わり、会場がホッとした雰囲気になったところで、あらかじめ指名されていた4名が1曲披露するソロ発表です。
演奏するメンバーの緊張はきっとMAXに達していたことでしょう。
演奏者の緊張と気迫、演奏後のホッとした気持ちを聴いている側も共有したひとときでした。
続いて自由参加コーナー。
多数の参加希望者がいた中、くじ運の強い5組が自分たちの持ちネタを演奏しました。
しっとりと聴かせる女性ソロ、個性的な男性ソロ、ロックな二人組、ほのぼのとした男女ペア、アラフォー4人組、と演奏が続きました。
そして最後に前回にはなかった少人数編成チームの人気投票結果発表がありました。
出番が終わりすっかり気が緩んでいるところで「シチリアーナ」を弾いた私たちのチーム名が読み上げられ、再びステージへとあがりました。
発表会のためだけに編成されたチームではあったけれどその演奏を良いと感じてもらえたのは本当に嬉しかったです。
練習の時には出来ていたのになぜか本番で間違えてしまったり、間違えてもなんとか立ち直ることができたり、動揺したまま雪だるま式にミスを重ねてグダグダになってしまったり・・・。
団員それぞれが悲喜こもごもな経験をした発表会。
この経験をステップに、また次の演奏に向けて精進していきたいです。
UOJ団員リポーター チーム・トシリアーナ 4th トシコ