練習会風景 vol.21 Ukulele Orchestra of Japan Report
●2012年3月11日(日) 定期練習会●
本日は、3月11日です。昨年の東日本大震災から丁度1年が経過しました。昨年のUOJの3月練習会は、3月13日でしたので、震災の影響で延期になり当時は、今後どうなるのか非常に不安でしたが、幸いにもその影響もなく今日も楽しく練習をすることが出来ました。
前半は、3月24日のUOJメンバー内の発表会のパート別演奏の練習です。10人位で、4パートに分かれてアンサンブルをするわけです。各曲目には、アドリブ演奏があるので、腕に自身のあるメンバーがその部分をソロで弾きます。緊張感が十分伝わってきて、カッコ良く弾いて!というメンバーの期待もありましたが、未だ、未完成につき当日の演奏を楽しみにしたいと思います。アドリブソロの難しさが伝わってきます。
後半の練習は、5月20日のハンドクラフトギターフェスに向けての練習です。3曲の新曲を仕上げていきました。かなり難度の高い曲(☆星印5つ)もあり、団員は、苦戦しています。キヨシ先生からの指示は、
・今は、難しいところは、演奏に苦しさが出ても良いが、一応弾けるようになったらそれに満足することなく、更に上手く弾けるよう上を目指す。
・バッキングのアップストロークの入れ方が個々に違うので、全員が同じバッキングをすること。
・また、バッキングはメロディーラインにあわせて弾くことで一体感が出る。
・エンディングは、メロディーが流れるように弾けるように運指を覚え、押さえるところを見てよく確認しながら弾く。各パートの音が、ずれると音が濁るのでぴったり合わせることが大事。
演奏中に約8人ずつ、交代で聞く側に立ち観客にどのように聞こえているかを体験しました。演奏していると自分たちの隣のパートしか聞こえてきませんが、観客側に立ち聞いてみると各パートの音のバランス、音の絡み合いなどよく分かりこんな風に聞こえるのだと実感しました。
まだまだ、進化の予感がするUOJの練習風景でした。
UOJ団員リポーター 2nd PIERRE